ファビコンがGoogleに表示されない場合は、まず基本を確認してください。Googleがファビコンを表示するのは、トップページをクロールでき、そこで宣言されたアイコンが見つかり、対応形式の正方形のファイルを取得できる場合だけです。ファビコンが表示されない原因の多くは、下記の10項目のいずれかです。修正後、Googleが再クロールするまで数日から数週間かかります。Search Consoleでトップページのインデックス登録をリクエストすると、早められます。
Googleのファビコンの要件
Googleのファビコンのガイドライン(2026年10月27日更新)より。
- ファビコンはホスト名ごとに1つです。
example.comとshop.example.comは別にできますが、example.com/shopに独自のものは設定できません。 - トップページの
<head>に、rel="icon"、rel="apple-touch-icon"、rel="apple-touch-icon-precomposed"のいずれかを指定した<link>があること。 - Googlebotがトップページをクロールでき、Googlebot-Imageがアイコンファイルを取得できること。
- 正方形で8×8 px以上。48×48 pxより大きいものを推奨。
- BMP、GIF、ICO、PNG、JPEG、PPM、TIFFのいずれか。
- 頻繁に変わらない、安定したURL。
- 画像に不適切な内容がないこと。該当するアイコンは、Googleが既定のものに置き換えます。
ファビコンが表示されない10の原因
1. トップページでアイコンが宣言されていない
Googleが見るのは、検索結果に表示されるページではなく、そのホスト名のトップページの<head>です。そこにrel="icon"やrel="apple-touch-icon"のリンクがないまま/favicon.icoだけに頼るのは、賭けのようなものです。
2. robots.txtがGooglebotやGooglebot-Imageをブロックしている
Disallow: /images/やDisallow: /*.png$といったルールで、Googlebot-Imageからアイコンが見えなくなることがあります。トップページ自体も、そこに至るまでのすべてのリダイレクトを含めて、クロール可能でなければなりません。
3. ファイルの代わりにファイアウォールやボットチェックが応答している
ボット対策、地域によるブロック、チャレンジページが、アイコンではない別のものをGoogleに返すことがあります。クローラーからのリクエストに対し、ファイルは画像そのものとして、ステータス200で返す必要があります。
4. 形式に対応していない
SVGとWebPはGoogleの対応形式にありません。SVGはブラウザー向けに残し、併せてPNGかICOも宣言してください。
5. アイコンが正方形ではない
64×48のロゴは条件を満たしません。余白を足して正方形のキャンバスにしてください。
6. アイコンが小さすぎる
8×8が下限ですが、小さいアイコンは高密度の画面でぼやけます。Googleは48×48より大きいサイズを推奨しており、180×180のApple touch iconを使えば簡単に満たせます。
7. URLが壊れている、またはリダイレクトされる
404、リダイレクトの連鎖、画像の代わりにステータス200で返されたHTMLページは、いずれも失敗します。すべてのパスにindex.htmlを返すシングルページアプリでは、/favicon.icoでこれがよく起こります。
8. サイトがサブディレクトリにある
example.com/blogのブログには、example.comのファビコンが使われます。別のアイコンを表示するには、blog.example.comのように独自のホスト名が必要です。
9. アイコンのURLが変わり続けている
リリースのたびにファイル名にハッシュを入れるビルドツールでは、Googleに毎回新しいURLを渡すことになります。Googleに使わせたいアイコンは、パスを固定してください。
10. Googleがまだ再クロールしていない
トップページが再クロールされるまで、数日から数週間かかることがあります。Search Consoleでトップページの「URL検査」を開き、「インデックス登録をリクエスト」を選んでください。あとは待つだけです。何度リクエストしても早まりません。
これらをまとめて確認するには
Favicon Checkerなら、どのサイトでもGoogleの条件をチェックできます。対応形式、正方形のサイズ、48 pxより大きいか、トップページでの宣言、robots.txtでの許可、リダイレクトなしでの配信を確認し、Googleが選びそうなアイコンも表示します。